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筆記



【シンイ二次】ウダルチ五番勝負 3



「わかるか」


チェ・ヨンに手短かに尋ねられて、チュンソクは、はい、ともっとも短い言葉を返した。
夕暮れの山中、山道は元軍に固められている。
友軍は麓だ。そこに于達赤もいる。
今ここにいるのは、隊長チェ・ヨンと副隊長チュンソクただ二人だけだった。

密使と会うために山を越えた場所へチュンソクのみを伴った。
密命とはいえ、さほど難しくもない任であり、警戒も薄かった。
けだし戻る途中で、焼き討ちの準備をする元軍に気づいたのは幸い中の幸いであろう。
この二人なら、どんな事態もどうとでもなる。

二人ならな、とチェ・ヨンはため息をつきながら、チュンソクの背中を見る。
ついでに腕の中も。
チュンソクは背中に体格のいい中年の女を背負っている。
それだけではない。その女は背に小さな子どもをくくりつけている。
さらにチュンソクは腕に、五つくらいだろうか、男の子どもを抱きかかえているのだ。

目立たぬように、林の中を降りていた。
見つからぬよう獣道を通って下山することも、于達赤の一番手、二番手である二人なら、
さほど難しくないことのはずだった。
ところが、山の中腹に樵の小屋を見つける。
二人は顔を見合わせた。静かに近寄って中を覗くと、女と子が二人。
なんてことだと、チェ・ヨンが顔を覆って、ため息をつく。

「このまま捨て置けば、焼き討ちの巻き添えになるは必須」

チュンソクがたまらずに、チェ・ヨンにささやいた。
チェ・ヨンは、わかっている、と眉をしかめる。

「連れて、降りるしかない」

二人は目を合わせて、うなずきあった。
はじめチュンソクとチェ・ヨンが姿を見せると、女はひどく怯えたが、
チュンソクが丁寧に説明すると、なんとか落ち着きを取り戻した。
いつもの麒麟の紋様も気高い于達赤の鎧も、今日は身分を隠すためにつけておらず、
二人はどこぞの雇われ私兵のような気安さがあったのもよかったのだろうか。
見るものが見れば、この私兵を雇うにどれほどの大枚が必要か、とわかっただろうが、
女から見ればなんとなく頼りがいのあるといった程度のものだった。

この女の夫は商いの話をしに、近くの村落まで行って三日は戻らないという。
女は高麗人で、元軍の話をすると震え上がり、仕方なしに山を降りることを承知した。

山を下り始めてすぐ、チュンソクはこれが相当な難題だと気づいた。
女と子どもの足では、道なき道を行くのはほとんど無理な話であった。
このままでは、いつまでたっても麓につかないどころか、
手間取っているうちに見つかって、すぐに火をかけられる恐れもある。

「テジャン、私が彼らを背負います」

チュンソクがそう言うと、チェ・ヨンは俺もどちらかを、と言った。

「テジャン、それはいけません。一人は身軽で戦えないと共倒れです。
私より腕の立つテジャンが、私たちをお守りください」

そう言うと、チュンソクはチェ・ヨンの言葉を待たずに、女を背負い、
子どもを抱きかかえた。
さすがに于達赤副隊長、それでも少しもよろめいたりはしなかった。

また獣道を下り始める。
明るい足元が確かなうちに、できるだけ下っておきたかった。
ほとんど小走りのようになりながら、ひたすら下る。
一刻下っては少し休み、半刻下っては隠れしながら、半ばほども下ったところで、
とうとう日が暮れた。

「少し、休むか」

冷えこんできた山中にあって、チュンソクの額にはたまのような汗が浮かんでいた。
いえ、大丈夫です。それよりも先を急ぎましょう、とチュンソクが言う。
チェ・ヨンはしばらくじっとチュンソクの顔を見ていたが、
うなずくと、進み始めた。

山の日暮れは早い。みるみるうちに暗闇が辺りを浸す。
暗いほうが、見つからなくて好都合です、とチュンソクは言うが、
足元が見えなくなるので、危険でもあった。
女も子どもも黙って、辛抱強く担がれている。

あたりが真っ暗になってしばらく経った頃だろうか、チェ・ヨンがいきなり山の上の方に
顔を向けた。


「走りますか」

わかるかと問われて、チュンソクは何かの気配がいつのまにか周りを
取り囲んでいることに気づいた。

「まずい」

チュンソクは元軍に見つかったかと辺りを見回す。
人間じゃない、とチェ・ヨンはささやく。

「走るぞ!」

チェ・ヨンが言うと同時に、チュンソクは斜面を滑るようにして駆けはじめた。
チュンソクの後ろで、剣が鞘走る音がした。
続いて、ひう、と剣が振り下ろされる音がして、チュンソクの横をどおっと
何かの塊が転がり落ちていった。
山犬だ、と腕の中の男の子どもが、息を呑むように言って、
チュンソクにしがみつく手を強くした。

豺(サイ:アカオオカミ)の群れが、女子ども連れに目をつけて、あとをつけてきたのだ。
群れになって、走るチェ・ヨンとチュンソクの周りを取り囲むようにして、追ってくる。
時折背中や腹に飛びかかって噛み倒そうとするのを、チェ・ヨンの剣が斬りはらう。

すばしこく、樹木の茂った中から襲ってくるので、剣で斬って打って引かせたり、
追い払うことはできるが、仕留めることは難しくて、
なかなか数を減らすことができない。

「開けたところを探して、一度片付けるか」

走りながらチェ・ヨンがチュンソクに言う。
チュンソクは顔も身体も汗びっしょりである。
この長い距離を人を背負って駆け下りているのだから当然だ。
チュンソクは少し前の足元を一心不乱に見ながら、チェ・ヨンに言った。

「いえ、そうしている間にも新しい山犬が集まってくるやもしれません。
私のことなら大丈夫です」

確かにそうだ、とチェ・ヨンはうなずく。
ただ、ここから麓までまだ数刻、闇の中を走り続けることになる。
果たしてチュンソクの足が持つのか。
走らなければ、山犬はたちまちのうちに群がって、チェ・ヨンやチュンソクは
ともかく、女子どもには何かしらの被害があるだろう。

「本当に大丈夫です。それ以外に方法はありませぬ。
テジャン、やらねばならぬのなら、やるまでです」

走りながらそう言うと、チュンソクは自分の身長ほどもある岩から飛び降りて、
また走る。

「これから、揺れますが、なんとかこらえてください」

そう背中の女と手の中の子どもに言うとチュンソクは、転がり落ちるように
走り続けた。


「それで、こいつどうしたかわかるか」

ウンスは、この話の危機的状況に入りこんで、うっすらと涙まで浮かべている。
他の于達赤も、拳を握り締めて没頭して聞いている。
トクマンなど、クッパを持つ匙を空中で止めて、口をぽかんと開けたままだ。
皆がふるふると首を振る。

「それから三刻、麓まで脚を止めずに、走り通した。
最後には喉がひゅうひゅうと風のように鳴って、汗が傍らを走る俺まで飛んできてな」

ふ、と笑ってチェ・ヨンはチュンソクをちらりと見た。
皆も、目を丸くしてチュンソクをいっせいに見た。
チュンソクは、背筋を伸ばして、なんでもないという顔を作ろうとしたが、
すでに顔が赤くなっている。

走ってる最中、何度も足に噛み付かれたから、下山してから見たら、
脛から下が血だらけだった、とチェ・ヨンが言うと、皆がいっせいにチュンソクの足元を見る。
チュンソクは居心地悪そうに、足を少し手前に引いた。

「あれでよく走れたものだ。今でも傷が残っているだろう」

見せてくださいよ、とトクマンが言うと、チュンソクは、いやそんな見せるようなものでは、
と顔の前で手を振る。
トクマンとトルベとテマンがいっせいにチュンソクの足に取りつく。

「あ、お前ら、や、やめろっ!」

何をする、と蹴りつけるチュンソクの抵抗をものともせず、トクマンが羽交い絞めにして、
テマンとトルベで三人がかりで脛をあらわにする。

「あっ、すげえええ!」

テマンが感嘆の声を上げる。他の于達赤も、どれ見せてみろと、どやどやと
集まって、チュンソクの足を見ると、明らかに刀傷とは違う、獣の噛み傷、
爪傷の跡が無数に走っている。
あちこちから、おお、本当だ、これはすごい、と声があがる。

「おいおい、お前らいい加減にしろ」

そう言いながら、チュンソクは心持ち嬉しそうでもある。
男たちの人垣に、傷を見られなくて、ウンスはぴょこぴょこと飛び跳ねて、
後ろからチュンソクの脛を見ようとしていたが、痺れを切らして
わたしにも見せて! と大声を出す。
前に押し出してもらって、傷を見ると、ウンスは息をのんだ。

「これは、まあ、ひどい傷ね。神経に障りがなかったのが幸いだわ。
よくもまあ狂犬病にならなかったもんよね。
それにしても、さすがプジャンだわ。ほんと、わたし感動したわ!」

そうウンスが力をこめてチュンソクに言うと、チュンソクはもう顔を真っ赤にして、
いやいやいやそんなそんな、としか言えなくなる。

「それにしても、こんなすごい話、なんでみんな知らなかったの?」

とウンスが言うと、だって、プジャンから、そんな話聞いたことありませんでしたもん、
とテマンが言う。このようなこと、したり顔で自ら吹聴するようなものではございません、
とチュンソクが言う。

「でも、この話は、チュンソク、あなたとテジャンしか知らないわけでしょ」

ウンスは、腰に手を当ててチェ・ヨンの方に向き直る。
チェ・ヨンは、皆がいっせいに自分の方を見るのを、ん? と見返す。

「何が仕方がない、よ! あなたが話さなかったら、こんなすごい武勇伝なのに、
誰にもわからないでしょう!」

そうか、話していなかったか、と少し笑いながらチェ・ヨンが言うと、
チュンソクは、テジャン…、と小さくつぶやいた。
まったく、と言いながらまた皆の方に向いて、ウンスが口を開いた。

「みんなの話、すっごく感心したわ。于達赤って本当に優秀な部隊なのね」

于達赤たちはウンスに褒められて、みな肘でつつきあったり、にやにやと笑ったりしている。
ウンスは、椅子に座り直して、その場の于達赤を見回して、ねえ、それで、
とまた話しはじめた。

「結局、だれが一番強いの?」

皆が顔を見合わせ、誰も彼もがいっせいにチェ・ヨンを指差す。
チェ・ヨンは当然といった風情で、何の反応も見せはしない。
ウンスが慌てて、首を振る。

「ああ、テジャンは別にしてよ。
テジャンをのぞいた隊員の中で、一番強いのはだれ、ってこと」

すると、皆がもう一度顔を見合わせて、今度もいっせいに指差した先は。

「おれ!?」

テマンは少し驚いた表情をして、自分の顔を指差した。
まあ、そうだよな、とチュソクが言うと、うんうん、とチュンソクがうなずく。
トルベはちっ、と舌打ちをしたが、否定はしなかった。
テマンは、俺なの、俺なのか、と周囲に聞きまくっている。

「うそお! テマンなの?」

ウンスが驚きの声をあげると、テマンが、医仙殿、嘘、はないでしょうが、
と抗議の声をあげた。

「ほんと?」

ウンスが振り返ってチェ・ヨンに向かっていうと、本当だ、と一言返される。

「剣術も槍術も弓術も、テマンはさほどの冴えはございませんが、
とにかく実戦となりますと、この者はずばぬけた力を見せますゆえ」

チュンソクがそう説明すると、トクマンが割りこむ。

「でもこいつ、于達赤じゃないし」

トクマンの言葉に、テマンが、あ、そうか、とつぶやく。
皆が、そうだそうだ、医仙殿は于達赤で誰が一番かと聞いたのだ、
それじゃあ誰だ誰だ、と騒然となる。

それから、その後は、たくさんの于達赤たちの武勇伝自慢が続いたのだが、
それはまた、別のお話。


(おしまい)




五番勝負と言いながら、三人の武勇伝のお話でした。
トクマン、トルベ、チュンソク、ヨン、テマンが五人ってことで。
ちなみに武勇伝の元ネタは、「マトリックス」「ロード・オブ・ザ・リング」「め組の大吾」でございました~。

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by kkkaaat | 2013-11-20 11:09 | 短編【シンイ二次】 | Comments(27)
Commented by 楽しいウダルチ at 2013-11-20 12:44 x
すごくありそうなお話♪
彼らが目に浮かんでウキウキしました~

すごく楽しかったです。
またお願いします
Commented by yyy at 2013-11-20 15:14 x
初めまして。素敵な文章をいつもわくわくしながら読ませてもらってます。

テジャン、やらねばならぬのなら、やるまでです

この言葉に背中を押して頂きました。
私もこの副隊長のように、最後までやりきってみせたいです。そしたら、私の妄想の中の隊長夫妻は誉めてくれるかなぁ
ウダルチ好きなので思わずコメントしてしまいました。また、新しいお話、楽しみにしています。
Commented by itukichikal at 2013-11-20 17:10 x
チュンソク、流石ウダルチの副隊長ですね!テジャンが信頼するわけですね。
大切な巻物?を盗られても気づかずにテマンのせいにしていた人とは思えません(笑)女性に免疫がないみたいだから仕方ないですけどねぇ。

しかしそれよりテマンの方が凄いなんてビックリですね!テジャンがウンスの見張りに付けてましたから当然なのでしょうね。

他のウダルチにも凄い話がありそうですけど、また違う機会にでもお願いします。
Commented by トナン at 2013-11-20 17:46 x
こんばんは♪

さすがウダルチ副隊長ですね(*^o^*)

優しくて力持ちでそして何て忍耐強いんでしょう!

だからこそチェヨンはチュンソクに副隊長を任しているんですね(^^)

上に立つ人は強さだけでなく懐の広い人でなければ務まりませんから。

しかしあの中で一番強い人がテマンとは意外でした(◎o◎)

ドラマの中でもあまり戦うシーンがなく、足が速くて身軽ですばしっこいだけなのかと…(笑)

テマン、ごめんなさい(^_^;)

私的にはの医師のチャン先生でしたっけ?

殺されちゃったけど…
あの方の扇子を使ったアクションもカッコ良かったですよね。

また素敵なお話し楽しみにしてます♪
Commented by aki at 2013-11-20 20:22 x
ペ・チュンソクを演じるペク・クァンドゥのどこか飄々としたルックスは、ドラマ内でも誠実さがにじみ出るキャラクターだったのですが、このチュンソクの武勇伝は、まさに、的を得てると思います。
この武勇伝を創作した作家ミチさんに感嘆です。

この3話すべて、ぴったりです。

今日の、このお話は、特に、ヨンとチュンソクの信頼関係と絆まで感じられて・・。

元ネタは、私としては、全くわからないので、素敵な脚本をされたということですね。

ありがとうございます。

やはり、ミチさんの力量に引き込まれて毎回、楽しみで仕方ありません。

こういうコメントも正座して書かないといけないかと思うほどです。

最後のテマナ、やはり、ウダルチではないのですが、ヨンにとってなくてはならない存在で、ウンスとともに、ヨンの家族のようなものなので、私としては、テマナの話が出ると嬉しいです。

ありがとうございます。
Commented by 比古那 at 2013-11-20 22:06 x
チュンソクを見ると、確かに女房役にもってこいのよかオトコ。

三刻ですか…。鉄人ですね、副長。

無駄口をたたかないヨンらしい、また目の当たりにしているからこそ飾らない言葉がまっすぐ突き刺さる話。

我らが迂達赤は素晴らしい。

これを見ると、やはりウンスのお供についていた方々は強いですね。

なんでしょう、ヨンの強さは見知ってはいても、そこがクローズアップされるのがヒーローの役割だとしても。

ただ単にヨンが強いだけじゃないの、にしないで、この猛者達をもってしても敵わない隊長、それらを統べる強さを持っている大護軍という、ただの読者なのに心踊るような誇らしさ。

そんな人が選んだ愛しい我らのウンス。

付加価値が上がりますね。

強将に弱輩なし?

うろ覚えで無知を晒し、お恥ずかしい限りですが、部下が強けりゃ上司も強ええ。これを改めて感じてます。

迂達赤が強いエピソード、また読ませていただけたら嬉しいです!!
Commented by kkkaaat at 2013-11-20 22:07
>楽しいウダルチさん
コメント、ありがとうございます。
ウダルチ、こんなふうにウンスのいる日々を過ごしていたら
楽しいだろうなあって思って書いたので、ウキウキした、
と言っていただけて、とても嬉しかったです!

これからも、愉快なウダルチの日常を描けたらいいなあ、と思います。
よろしければ、また読んでやってくださいませ~。
Commented by kkkaaat at 2013-11-20 22:09
>yyyさん
初めまして。当ブログを読んでいただき、ありがとうございます。
わくわく、と言っていただけてとても嬉しいです!

チュンソクの言葉、気に入っていただけたようで、こちらこそ
そんな風に言っていただいてすごく嬉しかったです。
このドラマの登場人物は、いろいろな問題に直面しつつも、
逡巡して無駄な時間を過ごすことはなく、必ず何を優先させるか
決めて前進していくところが、すごく好きなんです。
特にチェ・ヨンとウンスは、相手のため、と思うと自分の葛藤など
押し殺してそのことだけを考えるという人物なので、やりきる、
ということに関しては、心を寄せて褒めてくれそうな気がします。

ウダルチたち、本当に愉快で素敵なやつらですよね、コメント
ありがとうございました!
Commented by kkkaaat at 2013-11-20 22:21
>itukichikal at 2013-11-20 17:10 x
あのチェ・ヨンがたいそう信頼している様子ですから、
実務においても、戦闘においても、かなりの腕前だろうなあ、
と想像してます。人がいいだけではあんなに信頼はしないだろうと。
大切な巻物取られたのは、あれはちょっといただけないですが(笑)

テマンがスゴイは、私の勝手なイメージです(笑)
ヨンが彼の腕を買ってる感じがするのと、ファスインとの戦いとか
でも、本能的な戦い方をするので、実戦は強そうだなあ、と。
他のウダルチ達も、ネタが入りましたら、いつか話にしたいです!
読んでいただき、ありがとうございました~!
Commented by kkkaaat at 2013-11-20 22:29
>トナンさん
こんばんは~!
チュンソク、人がいい、そして女性関係にはちょっと鈍感なキャラ
ってのがドラマのイメージですが、ヨンの隊の副隊長ですから、
そりゃあ実力がなければ務まらないだろうなあ、と想像してます。
戦闘はもちろん、昼寝魔のヨンの代わりの実務もたいそう優秀じゃ
ないと務まりませんしね。

テマン、ウンスの護衛を頼まれていたし、ファスインとの戦闘
とかでも、機転をきかせていて、実戦では動物的本能で、
強いんじゃないかな、なんて想像してます。
そう、足はすんごい早いですよね!

チャン先生、医者かと思ったら超強くてびっくらしました。
登場人物の中ではたぶん、ヨンと互角か、ヨンの次に強いですよね?
あの先生の活躍、もっともっと見たかったです!

次からまた、本編の続きの話になりますので、よかったら
引き続き、どうぞ読んでやってくださいませ~。
Commented by kkkaaat at 2013-11-20 22:41
>akiさん
ウダルチの武勇伝、お楽しみいただけたようで、とっても嬉しく思ってます!
三人の性格や特徴と、ウダルチでのポジションが浮かび上がればなあ、
と思いながら書いた話だったので、そう言っていただけて、
本当にありがとうございます!!

チュンソク、ドラマではちょっと鈍感な部分がクローズアップ
されがちなんですが、ヨンが信頼するくらいですから、やっぱり
実力はすごいと想像してます。
それなのにあの人のよさ、抜け具合、ほんと可愛いおっさんです(笑)

元ネタは、言われればわかる程度かもしれません。特に二番目は
言われてもどの場面かわからないかも(笑)
大好きな場面を使わせてもらいました!

コメント、いつもありがとうございます。楽しく読ませていただいてます。
正座など恐れ多いですΣ(゚д゚lll)
シンイファンの素人同士、ほんと気楽にお書きこみください~。
コメントするも自由、しないも自由、暇なときにでも、
気軽にひとこと、というくらいのお気持ちで♪

テマンは、私もヨンにとってやはり特別な存在としか思えないです。
大好きなキャラですので、これかも度々登場させちゃうと思いますので、
よろしくです~!
Commented by 比古那 at 2013-11-20 22:59 x
やっぱり間違ってた!!

強将の下に弱卒なし、です!!

アホなんがばれたー(。´Д⊂)
Commented by kkkaaat at 2013-11-20 23:02
>比古那さん
ああ、わかっていただいて嬉しいです!!
そう、ヨンが強いのは当たり前なんですが、ヨンだけが強いんじゃなくて、
ヨンを支える猛者がいて、その頂点にヨンがいる。
王がただ一人信頼を寄せるそこに、彼の誠実さが見える。
あのドラマのヨンの魅力って、そういう関係性の中ですごく補強される
ように描いてあって、うまいなあ~! って思いながら見ていたので、
そういう感じを話でも描けたらなあ、と思って書いてます。

そこまでの人物の心をつかんだウンス。
羨ましすぎて、キー( ゚皿゚)って目で見ちゃいそうなものなんですが、
これがまた可愛らしくて健気で、納得なのがこのドラマの魅力ですよね。

ウダルチ、大好きなので、これからもいろんなところで出てくると
思いますので、お付き合いいただければ幸いです~。
Commented by kkkaaat at 2013-11-20 23:03
>比古那さん
ことわざなんて、だいたいの意味がわかってればそれでいいんです!
そっちの方が大事なんだから~!
私なんか、すべてがうろおぼえ人生で、ぐーぐる先生が心の友よ!
Commented by ちび at 2013-11-21 00:53 x
チュンソク、素敵なお話です。誠実な彼にピッタリなエピソードを有難うございます。                                     原作のチュンソクは、とても頭の切れる男です。ドラマの中では、ヨンに、その先を考えろ、とか 言われていたので、ちょっと可哀想な設定でした。                                         今回、ミチさんに男をあげていただき、嬉しかったで~す。(^^)/  
Commented by ちび at 2013-11-21 00:58 x
テマンが、一番強いのは、やはり 野生の血 かな?!(^^)!
Commented by kkkaaat at 2013-11-21 14:14
>ちびさん
チュンソクの話、読んでいただいて、ありがとございます!
ドラマでも人がよくて誠実で、なかなか有能で素敵ですが、
原作ではもっとクレバーなのですね!
うーん、やっぱり原作読んでみよう、と決めました。
ドラマはストーリーテリングのために、どうしてもそういう
役回りが必要なので、仕方がないですが、副隊長らしいところも
もっともっと見せてほしかったですよね。
テマンはもう、野生の動物的な感じでイメージしてます。
髪型もあんなですし(笑)
Commented by ちはや at 2013-11-21 23:37 x
ウダルチの活躍が目に浮かんで、すごくかっこよかったです!
普段は気の良さそうなお兄さんたちですが、王の護衛を任されているのですから、
強くないわけがないですよね!
ヨンがテマンやトクマンに医仙の護衛を任せたのも納得です。
チュンソクは優しくて気遣いができるところが好きなんです。
女人と子供を捨て置けず、必死に護り抜いたヨンとチュンソクがかっこよすぎます(´;ω;`)
このお話を読ませていただいて、ウダルチのことがますます好きになりました!
またウダルチのお話を書いていただけると嬉しいです♪
Commented by kkkaaat at 2013-11-22 15:54
>ちはやさん
かっこよかった、と言っていただき、誠にありがとうございます!!
本当にみんな気のいいやつばかりですよね。ヨンを中心に、とても
よくまとまっていて。忠誠心に厚い、いい男ぶりの奴らばかりですよね。

>チュンソクは優しくて気遣いができるところが好きなんです。
私もです~!
ドラマではちょっと抜けた部分が目立ちますが、たぶんウンスの世話の
手配などもきっとまかされていたでしょうし、気遣いのできる細やかな
性格なんだと想像してます。

ウダルチ、本当に魅力的ですよね~! こんな集団、毎日近くで
ストーキングしたいです!!
また彼らが活躍することもあると思いますので、そのときはどうぞ
よろしくお願いいたします~。
Commented by すいれん at 2013-11-24 01:48 x
※注) 8割がた、ただひたすらチュンソク大絶賛と妄想です。

トクマンのユルいと見せかけて、おおっ!酔拳なみの体さばき。
惚れてまうやろ~、と地味に思いました。

在りし日のトルベの強さは、槍の使い手No.1を自身に求めたから
なのですね。

どうしようもなくチュンソクが好きです♪
母子を担いで走る姿がまた、さまになっていてステキ。
足噛まれたって痛い顔などせんのです(たぶん)。

彼は自分の立ち位置を天然でわかっているお人。
隊全体の調整をとれる人だと思います。

「びみょうに残念」の文字が、貧乏神のようにへばりついている
チュンソク。
テジャンと戦うも見せ場なし。手縛の手練れなはずなのに・・・。
やさしい気遣いを見せるも、的外れなことを言っている感は
否めない(笑)

ああっ、もう結婚したいです!
誠実な人が一番だ。残念すぎて心が鷲づかみにされましたよ。
帰ってきたら、お疲れさまってお茶を出してあげたい。
恋人には向かないが、だんなさんには最適な人材^^

テジャンとはまた違った手綱の握り方で、チュンソクの真面目な
思いやりからは、きっと逃げることができないのです(笑)





Commented by saikai at 2013-11-24 21:28 x
ミチさん、こんばんは。
私もやられました~。チュンソク、カッコよすぎます!!
『やらねばならぬのなら、やるまでです。』
といって、やり切ってしまう。
これ以上にカッコイイことってあるのだろうか。
素敵です。  
Commented by kkkaaat at 2013-11-25 19:31
>すいれんさん
シンイってアクションシーンがすごくいいドラマでしたよね。
もっともっとあのかっこいいアクションが見たくて書いて
みました。

チュンソク、結婚したい、わかりますわかります(笑)
とにかく誠実だし、でも誠実なだけでなく、切れ者なところも、
強いところもちゃんとありますもんね。

色事にはうとそうですが、嫁側がリードすれば、成長が
見込める男だと思うのです!

言われたことは忘れない、きちんとやる、のチュンソクですから、
「こういうときは、ただ黙って抱きしめればいいのよ」
「こういうときは、実は怒ってるのではなくて拗ねてるだけだから
機嫌をとってね」と教えていけば、まあなんと不器用に
愛してくれそうな男でしょうか…!
あとこれも妄想ですが、ただ言われたことをやるだけなく、
ちゃんと応用もきく男だと思うのですよ。

すいれんさんには、ちとショックな話かもしれませんが、私の中では
チュンソクは、ウンスがいない間に結婚し、年下の非常に可愛い嫁が
いる設定です。
あ、ちとロリ入ってるくらいの年齢の…(;゚Д゚)!

チュンソクの執拗なまでの思いやり、味わいたいなあ~!!
Commented by kkkaaat at 2013-11-25 19:36
>saikaiさん
こんばんは~!
チュンソクかっこいいですか!? 嬉しい~~!
ちょっと抜けたところがクローズアップされがちなチュンソクですが、
あのテジャンのもとで副隊長やって、信頼されてて、
できる男じゃないわけない。彼の素敵なところは、ただ腕が立つとか
いうレベルじゃない、芯の強さだと想像してます。
読んでいただき、ありがとうございました~。
Commented by すいれん at 2013-11-26 00:41 x
やはり・・・。
うすうす、嫁いそうだな感はありました。

では、第2夫人のポジションで(笑)
かわいい嫁が砂糖菓子なら、わたくしは漬物です。
スナック、小料理屋のママ的存在。くだ巻きにおいで、と。

文字数オーバーでばっさり感想を削除したトルベのために
ORION(柴田淳Ver.)聴いて、しんみり偲んでおきます。

大好きなチュンソクの、静かな強さがよく伝わるお話を書いて
くださり、土下座では足りず、匍匐前進で御礼申し上げます!

お忙しい中、お返事をありがとうございました。
Commented by ピヨコ at 2013-11-28 14:49 x
初めまして。副隊長に恋する人妻です。主人には悪いが心の恋人は
チュンソク様です。チュンソク様に会いたくてさがしていたらこちらに出会えました。感動しました。ドラマのイメージ通りでドラマをみているような感覚に襲われました。今から他の話も一気読みさせて頂きます。これからもシンイの小説お願いします。
Commented by kkkaaat at 2013-11-29 01:45
>ピヨコさん
はじめまして!
チュンソクの話、読んでくださって、ありがとうございます。
チュンソク、本当にチャーミングなキャラでしたよね。
あの生真面目さ誠実さ、ちょっと恋愛ざたには疎そうなところ、
仕事はできる副隊長、私も大好きで、こんな話にしてみました。
出番はさほど多くはないですが、各話にチュンソク登場して
いますので、よかったら読んでみてやってくださいね。
コメント、ありがとうございました!
Commented by ピヨコ at 2013-11-29 15:28 x
お忙しい中お返事ありがとうございました。
本当に素敵なキャラでしたよね。チュンソク様。
これからも登場させてくださいね。もちろん愛読しまーーす!!
私もいろいろ妄想してみようかな・・・ムフフ。
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二次小説。いまのところシンイとか。
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