筆記



【シンイ二次】颶風 8



門前に着くと、テマンはチェ・ヨンよりも素早く馬から降りて、
屋敷へとヨンシクを呼びに入った。

「テホグンニムのお戻りだぞ。馬の世話を頼む」

と少しばかり先輩面のテマンの声が、門外のチェ・ヨンのところまで聞こえてきた。
ヨンシクが駆け出してきて、チェ・ヨンの馬首を屋敷の中へと回した。
門を入ると、戸脇の馬留めにテマンの馬はもうつながれていて、
テマン自身は裏庭からかけ戻ってくるとことだった。
このすばしこさには、未だに感心させられる。

「トギ、あ、トギ先生が来てます。ユ先生も、い、一緒にいます。片付けてこちらに来られます」

裏庭への小径を手で差しながら、テマンが報告する。
それほど密になんでもチェ・ヨンに言う必要などないのだと、
何度か教えたのだが、テマンはそれが自分の仕事だと固く信じていて、
チェ・ヨンはもうテマンの好きにさせていた。

「俺が行くゆえ、片付けずに続けてくれと」

チェ・ヨンがそう言うと、テマンは、はいっ、と言ってすっ飛んで行った。
テホグンが来なくていいとおっしゃってました、続けてください、
と告げるテマンの声が聞こえる。

馬を降りてヨンシクに預け、鎧を外させる。
身体を軽くして、それから屋敷横を周った。
いつもは姿が見える前から、声が聞こえてくるのだが、今日はやけに静かだ。
小径を抜けると、チェ・ヨンの予想通りの姿が見えた。

裏庭の屋敷寄りに置かれた物置台には、トギが持ってきた薬瓶やら薬包やらが
小山になっている。最初は綺麗に並べられていたのだろうが、きっと
二人で夢中になってざっと寄せたのだろう。
空いた台の上に、何冊か書冊を広げて書付けもいくつか並べて、
ウンスとトギは額を付き合わせて、読みふけっている。

「ねえ、ここ。やっぱり切除に効果はない、って書いてあるんじゃない?」

ウンスが書冊を押しやると、トギが熱心にその文字をたどる。
針で腫瘍を一つずつ潰す方法を、チャン先生は考えていたみたいだけど、
とウンスが付け加えると、トギが手を忙しく動かしてみせる。

「それがね、針が特別みたいなの。チャン先生がお考えになったものみたい
なんだけど、あなたわかる?」

ウンスはトギの手ぶり言葉をこの数ヶ月ですっかり飲みこんでしまって、
医科の話など、チェ・ヨンよりよほど詳しい話をしているようだった。
トギが少し興奮したように、うなずいている。小箱の形に手を動かして、
その中に何か並べるような仕草をする。
ウンスもパチンと手を叩いて、人差し指を立てて、あれね! わたし見たことあるわ、
と嬉しそうな声を出す。
チェ・ヨンは自分でも気づかぬうちに、朝からずっと強ばっていた顔を緩めて、
初めてゆったりと微笑んでいた。

立ち止まっているのをトギが見つけて、チェ・ヨンを指差すと、
ウンスも振り返って、手を振った。

「戻りました」

そう言いながら、近寄ると、ウンスは立ち上がって歩み寄って迎える。
顔が一時に明るくなって、ウンス言うところの、ご機嫌な顔になるのを、
チェ・ヨンはひとつ残らず見逃さぬように目に映す。

「ね、トギが来てるの」

チェ・ヨンは顔を上げて、トギに会釈をする。

「何かいいことや楽しいことはあった?」

最初にこう尋ねられたときは、チェ・ヨンは今までになく困惑した。
出仕に楽しいことなどあるわけもなく、ウンスが何を尋ねているのか皆目
見当がつかなかったのだ。
何をお知りになりたいのだ、問うとウンスは顎を上げて得意そうに説明した。

「家に戻ってきて、一番最初に思い出すのが、その日のミスじゃあだめなのよ。
戻ってきて、外での成功体験をまず思い出してから家に入る、そうすると、
家の中でも心地よい気持ちで過ごせる、というわけ」

あ、ほらわたし、心理学が第二専攻だからね、けっこう詳しいの、という
ウンスの説明を聞いても、チェ・ヨンにはさっぱり理解ができなかった。
が、そのように自分に尋ねるウンスの様子を好ましく思ったので、
わかったように曖昧にうなずいて、それをやめさせることはしなかった。

「総じて面倒ごとはなく。ああ、チョナの元によい知らせがあったようです」

よいだけではないが、と内心を隠しながら、チェ・ヨンは言う。
いつも詳しいことは喋らず、ウンスも聞かない。
よかったわ、と笑んで言ったかと思うと、ウンスが急にまくしたてはじめた。
それがひどいのよ、とウンスがチェ・ヨンの胸を拳で叩くようにして、
急に不満を言い出したので、チェ・ヨンは少々慌てた心持ちになった。
そうは見えなかったが、トギと何か揉め事でもあるのだろうか、
とヨギを見たが、そんな顔もしていない。

「あのね、薬で手に入らないものが、たくさんあったの。
トギが手を尽くしてくれたんだけど、元からの入荷が途絶えているものが
たくさんあるんですって」

そんなことか、と思ってすぐに、その言葉の意味するところに顔をしかめかけて、
チェ・ヨンはすんでのところで隠しおおせた。
トギに、そうなのか、と尋ねると、手振りで説明する。
夏前から元からの品物が届きづらくなっていて、事情を聞くと、薬草園が
焼き払われたり、交易のための街道の治安が悪くなっただの、いい話がない、
というような内容だった。

チェ・ヨンの頭にすぐ、開京に出没するという紅巾のことが思い浮かんだが、
口には出さない。
トギはひどく立腹した様子で、手振りでまくしたてていた。
ウンスは、わたしに怒ったって、わたしのせいじゃないんだから、と
言い返している。すると、トギはあんたに言ったんじゃないの! と
また腹にすえかねるという顔で手を動かした。

腹にすえかねる。

トギはウンスがいない皇宮で、チェ・ヨンと顔を合わせると、いつもそう言って怒っていた。
チャン侍医が書き残した最後の一年の書冊を、誰も理解ができないのだ、と。

チャン・ビンは、ずば抜けた、という言葉でも足りぬ、
誰もたどり着けぬほどの医才の持ち主で、彼の言うことやることを
理解できるものはいなかった。
ただ、トギだけが、薬科の知識を通じて、理解に近づこうとする者だった。

最後の一年、ユ・ウンスの現代医学の知識を得て、彼にとって極めてしまった
退屈な医学は、一気に形を変える。
抗生剤、開腹手術、血管縫合…、そう言った現代医学の片鱗と、
漢医学とを合わせた可能性を、寝る間も惜しんで書き綴っていたものが、
驚く程の量見つかったのだ。

であるのに、チャン・ビンの後継の典医たちは、それをどうしても理解できない。
トギはそれが、苛立たしいを越えて、腹立たしい、いやそんな言葉でも生易しい。
そうトギは激怒していたのだ。

「なぜ、医仙は戻らないか」

チェ・ヨンに会うと、皇宮を下がるまでの最後の半年は、詰めよるようだった。
あのやかましい女なら、この書冊の内容を読み解いて、チャン先生の
おやりになりたかったことがわかるはずなのだ、と。
お前にはわからないのか、とチェ・ヨンが問うと、目を釣り上げてトギは言った。
自分でわかるのなら、こんなことを言いはしない、と。

ウンスが天穴を通って戻ったことを知らせると、トギは大きな荷物を持って
チェ・ヨンの屋敷を訪れた。屋敷にウンスを住まわせるようになって、まだ
半月たっていない頃だった。

顔を合わせて、感激で目を潤ませるウンスを前に、トギはその目前に、
書冊を山と積み上げた。

さあ、読め、と。

それ以来、ひと月に一、二度、ウンスが頼む薬を作り、書冊を持ってやってくる。
漢字の苦手なウンスに猛烈に苛立ちながら、トギはウンスの漢字の指南役も
引き受けている。

「そうですか、もし必要なものがあれば、俺が典医寺か恵医局にかけあってみましょう」

チェ・ヨンがそう言うと、ウンスは目を見開く。

「あー、その手があったわね。いざとなったら王妃様にも頼んでみようかしら」

使えるコネはなんでも使わなくちゃね、と言いながら、ウンスはチェ・ヨンの
肩を小突く。
痛くも痒くもないが、やめてください、と呆れて言うと、ほらトギもお礼言っときなさいよ、
とウンスはその腕をつかんでチェ・ヨンの前に引き出す。
トギはウンスをじろりと睨んで、この女の図々しさには本当にいけ好かない、
と手振りで言う。

チェ・ヨンが思わず笑い出すと、ウンスは、今はもう、あなたの言うことは
全部わかるのよ! ちょっとわたし図々しくなんかないわよ、と言い返す。

肩を大げさにすくめる、トギの横で、チェ・ヨンが声を出して笑うと、
女二人は、なんて失礼なやつだ、とでも言うように、チェ・ヨンを睨みつけた。



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by kkkaaat | 2013-12-02 12:46 | 颶風【シンイ二次】 | Comments(24)
Commented by yu-yu at 2013-12-02 13:03 x
ウンスとトギ、すっかりナイスコンビですね!!
この二人にも縁の深さを感じます!
ドラマ内のまだ最初のほうで、うるさくアレコレ言うウンスを、ヨンがトギを呼び、袋を被せよう的なシーンがありましたよね。
あのシーン、コミカルで好きです!
そしてトギを呼ぶ、ヨンの声も好きリピってしまいます。
Commented by ピヨコ at 2013-12-02 14:41 x
読み終えた後、なぜか暖かい笑みがでました。
トギが出てきた時は嬉しかったし、ウンスと繋がりがあって
よかったーと思いました。自分の頭の中で映像化されてます!!
Commented by 比古那 at 2013-12-02 15:02 x
もうダメだ、からだの中から湧いてくるような笑いがたまりません。

王妃との対話、チェ尚宮とのやり取り、それぞれ大好きですが、トギはどうしても外せない。

言わば好敵手。ある意味同格、同位置にしていたわりあう王妃との関係でもなし、それぞれの情のまざった、甥と嫁、旦那と叔母にしてヨンの心を守り通してきたチェ家の女たちな訳でもなく、本当に純粋になんでも言い合える同僚?

ユ・ウンスという医者と真っ向対決できるトギ。待ってました。年齢も一番近いみたいだし。

帰ってきて早々、感動の再会もすっとばし、読め!! ← 流石はトギです。痺れましたしお腹は痛し。

大護軍さえも声高らかに笑うほど。そりゃ常人の私になどこらえきれるはずもなく。

トギだー、とうるっときた私の涙かえせ(笑)

チャン先生は本当に素晴らしい医者だったのだなぁと改めて想い、もし当初の予定通りに話が進んだらどうなってたのかな、と今更に思います。

…そうなると、チュンソク・トクマンもいないわけですが。……それはやだな。

彼に、いきる時代が追い付くのはいつなんでしょうね。

今回私はテマンをほったらかしてます。

女達の歯に衣着せぬやり取りが最高に幸せ。

Commented by kkkaaat at 2013-12-02 18:09
>yu-yuさん
わりと気が短くて喧嘩っぱやく、研究熱心で、女性で
あることを乗り越えて働くこの二人は、ぶつかることも
多いけど、やはり深い縁があるのではないかと思います。

袋をかぶせようのシーン、私も好きです~!
ヨンの陽気な一面が引き出されていて、トギとは何か
戦友となるような出来事があったのかな、なんて思いました。
(恋愛っぽくはなかったので)
トギを呼ぶシーンだけ、なんだろうすごく若者っぽいとでも
言うのでしょうか、フレンドリーですよね?
ああ、もう一回聞きたくなってきた~、夜見ます(笑)
Commented by kkkaaat at 2013-12-02 18:18
>ピヨコさん
暖かい笑みが出た、嬉しい読後感のコメント、ありがとうございます。
トギは、チャン侍医が途中退場ということもあって、ウンスとの
再会について、唯一なかなか心情の把握ができない登場人物でした。
でもある時、自分の中では腑に落ちて。
映像化されていると聞いて、すごく嬉しいです~。
Commented by aki at 2013-12-02 20:48 x
あのキャラ、好きですっ。

能天気でお茶目で、イマドキなウンスのこと、「ふんっ」ってやりながらも、ちゃんとアシストしてくれる、デキル女トギ。

漢字読めないて、アホちゃうって?!って、トギ思ってるだろーーなーーー。
あたしも、記号みたいなハングル、さーーーぱっりわかりません。
本買って、勉強しようかなって思ったんだけど、どーにも、こーにも・・・
やっぱり、言葉やら、必要な言語ってのだけで、せいいっぱいだから。

この二人に挟まれて、笑ってるヨンが脳内再生できて、楽しい。

チャン先生も生きてたらなーーーー。
私、フィリップ好きなんすぅ。
ヨンとも、いい感じだったのに・・・・さ。

生き返らないかな・・・・
Commented by kkkaaat at 2013-12-02 22:28
>比古那さん
この二人の再会を楽しんでいただけたようで、とても嬉しいです!
>言わば好敵手。
そう、ドラマでは後半チャン侍医の途中降板もあって、
ちょっと位置づけが微妙になってしまいましたが、
面白い立ち位置のキャラクターだったと思うんですよね。
比古那さんに言われて、ある種の医療的な協力者件ライバルという
のをもう少しはっきりと打ち出す予定だったのかな、と思いました。
本当にね、チャン侍医が生きていたら、どういう話だったのか、
すごく気になりますよね~?
脚本家さん、当初どうなる予定だったのか、教えてくれないかしら。

ウンスとトギは、ウンス不在の期間が、つながりを作ったのでは
と想像してます。
チャン侍医の死に関して、トギはウンスに対して恨みのような
気持ちを持っていたのではないかなあと。
その恨みがほどけて、それよりも必要性の方が浮き彫りになる
四年間じゃなかったのかな、なんて。

今後もよき友人、よき同僚として、やっていってほしいな、と
願っています。
Commented by トナン at 2013-12-02 22:39 x
アハハ(^O^)♪
私もチェヨンと同じく笑ってしまいました♪
ミチ様こんばんは(^^)昨夜は夜中にお邪魔しちゃってスミマセン。

~トギは最初からウンスにズケズケ言ってましたよね(笑)
でもトギはウンスに猛烈に腹を立てながらも、認めていたんですね。ウンスだけが自分の尊敬するチャン先生の真の理解者だと…。そして自分もチャン先生を理解したい、近づきたい…。ウンスに再会した時も感動どころではなく、。ただその一心だったのでは?
しかしドラマではどうして彼を死なせちゃったのでしょう!トックンよりはるかに魅力的な方なのにぃ~p(´⌒`q)もったいないですよね
Commented by kkkaaat at 2013-12-02 22:43
>akiさん
たぶん、トギ好きな方、意外と多いような。
わりと強烈な設定なわりに、後半は出番が少なくて残念でしたよね。
いや本当にデキル女でした!
ヨンとも気心が知れてる感じで、ウンスが来る前の高麗で、
于達赤隊にさまざまなサポートや治療の手伝いをしていたんじゃ
ないかな、なんて想像してます。

ウンスに関しては、何この不思議ちゃん?? って思ってそうです。
ほんとすごい手術の腕なのに、漢字読めないし、薬の知識ないし(笑)
ハングル、私も勉強すべきなのか、今迷ってます…!
やっぱり難しい??
きちんとわからなくても、あいうえお的なこと(アルファベットが
読める程度)わかったほうが、ネットやってても面白いのかな、と。
今、シンイってハングルで書いてあっても気づかないし(笑)

チャン先生の役者さん、独特の顔で、魅力ありますよね。
ほんと返す返すも途中退場残念です。
Commented by saikai at 2013-12-02 23:23 x
あー。これは楽しいですね。ウンスとトギ。
この相棒は仕事が楽しくて、しょうがなくなりますよ。
同じ志を持つ者、しかも同性って、実は、私もそのような方に恵まれて、しんどい仕事を楽しく乗り越えた経験があるので、『うわぁ。今。二人凄く楽しいだろうな~。』と思っちゃいました。
もう、高麗とか天界とか歴史とか関係なくなっちゃうんですよね。
もう、自分達の世界を追求するのが楽しい。
ああ、ウンス、良かった。トギが居て。
トギの前では、ただの医師。図々しい女の扱い。
ああ。幸せだ。

すいません、興奮して、乱文になってしまいました。
ミチさん、トギを登場させてくれて有難うございます。
Commented by mana at 2013-12-03 00:14 x
今晩わ。楽しく拝読させて頂いています。トギさんに、
チャン医師のエピソードですね。
再開に目を潤ませるウンスに対して書冊を積み上げるとは!トギさんやりそうだと微笑ましく思いました!
ウンスとトギさんが組むとチェヨンもタジタジになりそうですね。

Commented by iymar at 2013-12-03 10:06 x
今日のお話ののツボは、(私個人です)「外から帰ってきて最初に思い出すのがミスではなく良いことや成功したことをおもいだす・・・」です。

ミチさんってもしかして私のこと見てました?ってくらい思い当たることがあって、ヨンやウンスやトギのことよりもあのウンスの言葉でした。
そうなんですよね、外であったことでモヤモヤして家族に当たってしまう自分がいます・・・。

ごめんなさい。個人的な話になってしまいました(^^ゞ
あと前の記事になりますが高麗の歴史とてもわかりやすくて勉強になりました。実は颶風の意味も気になりつつそのまま読んでいたのでありがたかったです。

これからトギと手を組んで益々医師として活躍するウンスをみられるのでしょうか?楽しみです!
Commented by グリーン at 2013-12-03 10:53 x
トギ、待ってました。ウンスに対してトギは最初の方では敵意むき出しって感じでしたが、後半ではよき理解者で最後の解毒の方法もチャン侍医の書物を見つけたのはトギでしたね。

トギが薬を調合してくれたらこんな心強いことはないでしょう。ウンスとトギ、ジェスチャーでの二人の言い合いが目に浮かびます。それにしてもトギ、ウンスをあのやかましい女って、、でもウンスの事を認めているのですね。ウンスならチャン侍医の残した書冊を理解して解けると。。

女二人に睨みつけられて、さすがのヨンもたじたじとなってそうですね。

この間からドラマの好きなシーンをリピしながら見ています。ヨンとウンスの私の好きな二人のシーンだけを全編残してあります。見れば見るほどチェ・ヨンと言う男が好きなんだと。チェ・ヨンの役はミンホ氏しか考えられません。

先日の日曜日、東方神起のファンミに行ってきました。目の前、ほんの1メートルの至近距離で二人を見て、興奮いまだ冷めやらず、、な私です。
Commented by グリーン at 2013-12-03 13:20 x
ヨンの心をほぐしてくれるのはやはりウンスですね。強ばった心も声を上げて笑うまでになるんですね。

トギが皇宮を去ったのはこんな理由もあったのかと、納得しました。
ミチさんがおっしゃてるようにウンス不在の四年間がトギの心に変化をもたらし、ウンス一人がチャン侍医を理解できると、ウンスでなければと思ったのですね。これからはお互い良きパートナーになって行くんでしょうか。

「少しばかり先輩面のテマンの声が」に、テマンのちょっと得意げでヨンに仕えるのが嬉しくてたまらない、といった感じがよく分かりこちらまで頬が緩んできます。
大きな風にこの穏やかな時が飲み込まれないようにと願うばかりです。

最近私の頭の中を離れない言葉があります。日常、何をしていてもふと頭に浮かんできます。どうしてこれほど引き付けられるのか、「私どうかしちゃった?」です。この言葉に。「あなたも、、、俺のことを恋しゅう思われましたか」
Commented by kkkaaat at 2013-12-03 18:04
>トナンさん
こんばんは!
夜中でもいつでもどうぞどうぞ~。

トギは明らかに、この女邪魔! っていう態度でしたね。
見ていると非常に仕事熱心でしたから、なんで食べ物の
世話なんか! って思ったんでしょう。
ウンスの医療技術は、やはり高麗の人から見ると、神業だと思います。
何やるんだこの女、って仰天してると、でも言ったとおり治る。
これはどんなことにも代え難い説得力かと。
トギはウンスと再会したいというよりも、彼女の医療技術と
再会したかった、と言えるかも。
チャン侍医の役者さんは、お怪我だったみたいですね。本当にかなりの
存在感でしたから、ぜひともチャン侍医がいた「シンイ」を知りたいですね…。
Commented by kkkaaat at 2013-12-03 18:10
>saikaiさん
同じような経験をお持ちですか!
そうなんですよね、多少馬が合わなかったり、
仕事で知り合わなかったらこの人とはお付き合いがなかったろうな、
という人と志同じうして、それが仕事の相性はばっちりで、
って本当に楽しいというか、心が高揚します。
トギは憧れの存在チャン侍医はいても、失聴するほどの熱意で
医療に向き合う仲間には恵まれず、それがこれからのウンスに
あたるんじゃないかな、と想像してます。
>トギの前では、ただの医師。図々しい女の扱い。
ああ、そうですね! この一文を読んで、私の中でも言葉になりました。
そう、やはりウンスは、そう呼ばれなくなっても「医仙」なのですが、
トギにとっては最初からどうでもいいことでした。
トギの登場を喜んでいただいて、本当にありがとうございます~。
Commented by kkkaaat at 2013-12-03 18:16
>manaさん
こんばんは。
楽しく読んでいると言っていただき、ありがとうございます!
トギとの再会はどこかで描きたかったのですが、今回ようやく話に
できました。
トギらしい行動と思っていただけたら、すごく嬉しいです~!
「あーあーあー、わかった、わかった」って大きなため息をつきそう
ですよね。そしてチュンソクに
「あの二人に同時に話されると、どうしてよいか皆目見当がつかぬ…」
とか愚痴りそうです(笑)
Commented by kkkaaat at 2013-12-03 18:28
>iymarさん
そうなんです、実は見てたんです…。

嘘です…(°д°)

おおお、このセリフがツボるとは、ちょっと意外なポイントでした。
ヨンみたいに、飽きもせず自分を責め続けるタイプなうえ、
逃避行動も寝るくらいしか取らず、心理的には逃げないタイプの
人間には、これくらいわかりやすいウンスの明るさが救いになる
のかな、と思って書いてみました。
もしかしてiymarさん、ヨンタイプ!?
私もちょくちょく八つ当たりをする人間で、言った瞬間に
あっやっちまったというときは「今のは八つ当たりでした、てへ」
とすぐ言い訳します。
また八つ当たりかよ~、と言われて反省反省(笑)

史実の方も読んでいただき、ありがとうございます!
颶風、絶対に使わない言葉なので、皆さんどう思われてるのかな?
と思いつつ、ほっといたので、今回説明できてよかったです。

さて、この後、どうなっていくのでしょうか~?
構成ミスで話数が増えています、どうしましょう!?
Commented by kkkaaat at 2013-12-03 19:39
>グリーンさん その1

>最後の解毒の方法もチャン侍医の書物を見つけたのはトギ

私、これがとても印象に残っているんです。
多分、チャン侍医の途中降板に合わせて、やや無理にひねり出された
場面だとは思うのですが、トギの医療への熱意を強調するシーンに
偶然にもなっているな、と。

チャン侍医は、ウンスの件に巻き込まれて死を迎えますよね。だから、
トギはウンスに対して恨みめいた感情があったのでは、と思ってます。
頭のまわる人ですから、ウンスを恨むのはお門違いだとわかってはいる
でしょうが。
その感情のうねりみたいなものを、乗り越えたトギ、という
ふうに見える場面でした。

リピ見、いいですよね! 何度か見ると飽きてくるのかなあ、
と思っていたのですが、今のところ新しい発見ばかりで、
ああ、こんな表情をしていたんだ、とか、背景でこんな面白い
演技をしていたんだ、とか、何度見てもキュンとするのが減らない、
とか、複数回見るのに耐えうる作品なんだとわかって、
すごく嬉しくなってます。
(正直を言えば、粗もある作品なので、何度か見るうちに
そういう粗が目立って見えてくるんだろうな、と覚悟してたのです)
Commented by kkkaaat at 2013-12-03 19:42
>グリーンさん その2
ミンホさんのチェ・ヨンは、欲目なのかもしれませんが、
本当に絵のようだな、と毎回見入っちゃいます。
なんでしょうか、眼差しが深い、というか。本当にはまり役です。

セリフのことですが、それほど印象に残ることができたのを
うかがって、すごく嬉しいです。
恋しい、ってほとんど死語に近い言葉ですよね。
チェ・ヨンのようなストイックに物事を追い求める男に
しか使えない言葉かなあ、と思います。
「恋しゅう思われましたか」と尋ねながら、その実
ヨンが言いたいのは、自分の切に切に恋しい気持ちの方かと。

>目の前、ほんの1メートルの至近距離で二人を見て、
おめでとうございます!!! それは嬉しいですねえ~!
芸能人の方ってよくオーラがあるっていいますが、
そばで見ると本当になんだろう、肌から5ミリくらい光が
出てるみたいに見えることがあって、驚いたことがあります。
特別な人たちです。ライブとかじゃなくて、そういう近さで
見られると、嬉しさもひとしおですよね。
生ミンホさんも、一度見てみたいなあ~。
ぜひチェ・ヨンコスプレで……卒倒するかも(笑)
Commented by pekoe at 2013-12-04 16:16 x
やはり今日の私的なポイントは...

〉顔を合わせて、感激で目を潤ませるウンスを前に、トギはその目前に
〉書冊を山と積み上げた。
〉さあ、読め、と。

ここですよ、ここ^^
トギらしいな...と。世間話とか、ごちゃごちゃした話は後でいいから、まず本題!みたいな潔いというか、なんというか(笑)。
チャン先生亡き後、ウンスと医学的なプロフェッショナルな話が出来るのは、トギだけだと思うのです。だから、ウンスも嬉しかっただろうなと^^

と...ヨンを睨みつけても雷光が来ないのは(笑)このウンスとトギだけでしょうからねぇ^^続きが楽しみです。
Commented at 2013-12-04 18:08 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by kkkaaat at 2013-12-04 23:24
>pekoeさん
トギらしい、と言っていただき、すごく嬉しかったです!

トギは現実的というか、ちょっとヨンに似ていて、優先順位が非常に
クリアな女性ですよね。そこらへんがヨンとも気があったのかな。
ウンスは開業して、高麗の医療について、本当に誰かと話をしたかったと
思います。
もともとは心臓外科医で、現代でさえ最先端だったでしょうしね。

おしゃべりのウンスにボディランゲージのトギの二人体制で
詰め寄られたら、絶対にヨンでも負けそうです(笑)
Commented by kkkaaat at 2013-12-04 23:39
>鍵コメさん
いや、謝るというより、「それ八つ当たりでしょ」とけっこう
言われるので、「そうでした…」と謝らざるをえない状況に
追い込まれることがしばしばです…。

言えないですよね~。私も自分の都合のいいように事態を
捻じ曲げて、押し通すことはしょちゅうです!
先日など、いつも怒っている、声が怖い、と言われてびっくり。
自分ではかなり優しい方だと思っているのに(え)

大好きと言っていただけて、本当に嬉しいです!
ドラマの世界を少しでもなぞれたらいいなあ、と思ってます。
仕事はその周辺ですが、文章はどうでしょうか、
褒めていただくとすぐに図に乗りますが、
正直あまりうまい方でないという自覚があります。
一時期、仕事で師事していた方から鬼のような指導を受けたので、
少しは成長しましたが、同時に自信を失いました(笑)
言葉はですね、辞書という強い見方が常に傍らに…!
(ああ企業秘密なのに)
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