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筆記



【シンイ二次】颶風10

チェ・ヨンが、ためらうように蔓ニンジンを摘んで口に運ぶと、
口に入れ含んで、しばらくすると噛み砕くいい音がした。
腕を上げましたね、とぼそりと言うと、飯をかきこんで、もう一度箸を伸ばした。
テマンが追いかけるように口に入れて、本当だ、と驚いたように言って、
それからかぶも食べて、こっちもいけますよテホグン食べられます、
とチェ・ヨンに声をかけた。
練兵の最中のように強張っていた二人の顔が、ほっとしてほどける。

「ちょっと、ちょっと、ちょっとっ!」

ウンスは自分は汁物をすすりながら、二人に抗議するように声をあげる。
今度はちゃんと教えてもらってやったって言ったでしょう、信用してよ、
とウンスが言うと、チェ・ヨンが真顔でウンスに顔を向ける。

「しかし、先にあなたがお作りになったものを食べたときは…」

チェ・ヨンは思い出したのか、ぶるりと身震いする。
死にかけました、とテマンが拳を握りしめて、言葉を引き継ぐ。
大げさなこと言わないでよもう、とウンスが盛大に口を尖らせる。

「あのね、わたしがいたところでは、漬物には唐辛子を入れるが普通なの。
高麗の漬物が辛くなかったなんて、こっちに来るまでしらなかったんだから」

わかっております、とチェ・ヨンがなだめて、今度は生姜とともに
漬けこんだというかぶを、がさりと箸でとって口に運ぶ。

「でも最初に食べたときは俺、ユ先生がテホグンに、ど、毒をもったんだと、
本気で思いかけましたよ。テホグンがきっと何かやらかしたんだ! って」

そんなことするわけがないでしょう、とむくれるウンスの横で、チェ・ヨンが
吹き出しそうになって口を押さえ、それからむせて急いで茶を喉に流しこむ。
大丈夫よ、この沈菜(チムチェ:キムチの原型)以外、わたしが作ったものはないから、
とウンスが告げると、チェ・ヨンとテマンは安心したように、
すべての料理に箸をつけはじめた。

皇宮の料理と違って、屋敷で食べるものは、ほとんどが野菜の料理で、
魚や海老、貝が比較的豊富に加わるが、禁止令もあるので肉は出ない。
肉が食べたい、ぶ厚いステーキとは言わないから、ちょっとでいいのにね、
と時折もこぼすウンスの様子があまりにも哀愁ただようものだったので、
チェ・ヨンは、皇宮の遣使などが来た時の特別な宴席で出る肉料理を
包んで持ち帰ってくれることがあるくらいだ。

今日は明日のチェ・ヨンの出征を控えて、肉はないが魚の煮付けや貝の汁が
膳には並んでいた。せめてもの心づくしというわけだ。
テマンはいつもより幾分豪華な食事に、うきうきと箸を伸ばしている。

「ウダルチを、開京に残すことにいたしました」

そう言ってから、チェ・ヨンは口元で止めていた箸をまた動かした。
ウンスはチェ・ヨンに顔を向けて、しばらく黙っていた。
王の近衛である于達赤隊が王都に留まるのは通例で、取り立てていうほどの
ことでもないのだが、少し前にテマンが、この度の遠征は于達赤隊とともに
まいれそうです、と嬉しそうに話していたのだ。

「何かありましたら、すぐにチュンソクに」

探るようなウンスの目に、チェ・ヨンが飯碗と箸を膳に置いた。
はあ、とため息をつく。

「シウルのこと、トギの話…紅巾のことが気がかりです。
ですから、開京の守護にも念には念を入れたく。
もちろんあなたの為というだけではありませぬ。
ウダルチは王の護衛が本来のお役目でありますから」

わかったわ、とウンスは安心させるように、チェ・ヨンの膝をぽんぽん、
と軽く叩いた。

アン・ジェには話が通っております。それから、開京への旅の折、
同道した中郎将のオ・ソクチェ覚えておられますか。あいつの住む屋敷が
近いので、気にかけるよう話しておきました。金吾衛には巡警の強化を
言いつけました。屋敷には、朝晩の二回、チュモが立ち寄る手はずになって
おります、それから、と続けようとしたチェ・ヨンの手をウンスがぎゅ、と
つかんだ。

「大丈夫よ、みんなが守ってくれるわ。大丈夫。
いざとなれば、皇宮へ行くわ。チョナの元なら安心でしょ」

ウンスがそう言うと、早口になりかけていたチェ・ヨンは、言葉を飲みこんで、
ふうと息をつく。
そうですね、と自分に言い聞かせるように言うと、また飯碗と箸を持ち上げた。

チェ・ヨンは結局、イ・ソンゲとの再会をウンスに話せずにいた。
イ・ソンゲが開京を離れて十日程が経つ。
いくらでも話す機会はあったが、あの男と自分にまた縁がつながったことを、
ウンスがどのように思うか、チェ・ヨンにはよくわからなかった。
イ・ソンゲが自分を殺す、とウンスは言う。

ウンスが言うのなら、きっとそうなのだろう。
だからといって、あの男を今憎め、今離れろと言われても困る、とチェ・ヨンは思った。
もちろんウンスはどうしろ、などということは言わないが。
何かをするかもしれぬ、というだけで人を罰することはできぬのと
同じように、先々の起こるかもしれないというだけで、そいつと縁を切るなど
どうすればできるのか、見当がつかない。
チェ・ヨンはこれから行く先にいる、イ・ソンゲや徳興君について、思いを巡らす。

「それで、あなたには誰が着いていくの」

ウンスが気がかりではないが、ただ気になる、という風を装って、尋ねる。
自分がぼんやりとしていたことに気づいて、チェ・ヨンは急いで飯をかきこんだ。
京軍から精鋭を五百余、それから州軍から二千が出兵いたします、と答える。

「そうじゃなくて」

ウンスが焦れったいような気持ちで問い直すと、テマンが代わりに答える。

「俺がいっしょです。俺がついていきます、どこまでも」

ウンスが顔を上げて、テマンと目を合わせる。
テマンは大きな笑みを浮かべて、それから勢いよく飯を口にかきこんだ。



ウンスは髪にまだ触れぬ指の先触れで、眠りから覚めた。
ふと気づき、待っていると、こめかみのあたりから、つと髪を耳にかけるように動く指が、
ゆっくりと耳の傍らをたどる。
顔を覗きこむ気配に、薄く目を開けた。

「寝かせてやりたくもあり、起きてほしくもあり、迷うておりました」

背後からウンスを抱きかかえて寝ていたチェ・ヨンが、半身を少しだけ起こして、
ウンスの横顔を見ていた。そのまま髪に顔を寄せる。
チェ・ヨンは髪をかきわけるようにして、首筋や緩やかにはだけた肩元に口付けた。

「もう朝なの?」

朝というには、まだ少しばかり早い、薄らともやがかった光が
ようやくさしてこようという時間だった。
気を緩めれば眠りに戻ってしまいそうなウンスを、
おざなりに結ばれた夜着の帯をするりと解いたチェ・ヨンの手が引き止める。
腹や脚を、小傷だらけのはずなのに妙に滑らかな指がさする。
ウンスは眠気からか、それともその指のせいなのか、よく判別のつかぬ声をあげる。

「お嫌なら、こらえますが」

心底惜しそうに、チェ・ヨンは言ったが、そう言いながら手は胸へと上がり、
両手で押揉みながら、熱い息をウンスに吐きかける。

「お嫌ではないですけど」

ウンスはくくっと笑いながら、そう応じた。
実を言えば、昨晩の名残でウンスのそこは熱を持ってかすかに腫れ、
今でもどんよりとした感覚がただよっている。
あと数刻ののちに出陣する夫にそれがなんだろうか。

チェ・ヨンの手が、片方下にうつり、腹の奥の燠火のようなそれを、
かきたてるように何度も細くなぞる。
ひりつきが、緩やかに甘く切ない感覚に変わって、ウンスが身体を蠢かすと、
後ろから抱きしめるチェ・ヨンの息づかいが早くなる。

「何度しても飽きたらぬ」

はあ、と息をついてチェ・ヨンはウンスの片脚を腕で抱えこむと、
熱を帯びたそこに後ろからゆっくりと自分を埋めた。
ウンスの耳元で、長く熱っぽい息が、吐き出される。
深く根元まで埋めると、低く唸りながらたまらぬといった風情で、
ウンスを両腕で強く抱えこんでひとときじっと味わった。
ここからは決して離れたくないとでも言うように。

白白とした清い朝の中で、二人の立てる音だけが、
場違いなほどに湿り気をおびている。
朝の支度のために、使用人が起き出した気配を感じて、
ウンスははっと声をこらえた。

チェ・ヨンは、それに気づいて、後ろからウンスの口を、大きな手の平で覆った。
ウンスは自分の手で、チェ・ヨンの手をぐっと顔に押しつけて、耐える。

「噛んでも」

かまいませぬが、と言うチェ・ヨンに、ウンスが首を振る。
口を閉じていられないのか、手の平に濡れたような感覚があり、
それが余計にチェ・ヨンを高ぶらせる。

強く何度も突き上げられて、ウンスが身体を震わせると、
しばらくしてチェ・ヨンもウンスを痛いほどに抱きしめてから、身体の力を抜いた。



屋敷の表に出ると、すでにヨンシクが馬の手綱を引いて立っていた。
その後ろに、ヨンシクの母親、下働きに通ってきているスンヒもすでに控えている。
出てきた二人に、深く頭を下げた。
テマンは自分の馬を引いて、ごく当たり前のように支度をすませて待っていた。

「それでは、行ってまいります」

チェ・ヨンはウンスに向き直ると、馬に乗る前に律儀にそう言った。

「いってらっしゃい」

目の奥に力を入れて、笑顔を作って手をふる。
行ってほしくはないが、早く出発してしまってほしかった。
鼻の奥がつん、と痛くなる。
屋敷の中に走って逃げこんで、布団をかぶって寝てしまいたい、
と思いながら、ウンスは強張った笑みを浮かべていた。

「あなた、ご武運を」

ウンスは、そう付け加える。
ああもうちょっと心がこもっているふうに言えたらいいのに。
ヨボ(あなた)、と呼びかけることに、まだ違和感がある。
チェ・ヨンからイムジャと呼びかけられることにはこんなに馴染んでいるというのにだ。

試しに一度冗談で、いくつか現代風の呼び方を試してみたら、ひどく怪訝な顔をされて、
自分に呼びかけられたのも、わからない様子だった。
後で意味を説明すると、そのようなけったいな呼び方は、人前で決してせぬように、
と真剣な顔で戒められた。

帰ってきたら、ヨンア、と呼んでみようかな、とウンスは騎乗したチェ・ヨンを
見上げながらふと思った。
高麗の大護軍チェ・ヨンじゃなくて、わたしの夫、ヨン。

門を出て、チェ・ヨンは一度ウンスを見る。
そしてうなずいて、視線を王城へと向けると、振り返らずに走り出した。



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by kkkaaat | 2013-12-04 21:13 | 颶風【シンイ二次】 | Comments(32)
Commented by グリーン at 2013-12-04 22:06 x
「何度しても飽きたらぬ」
出陣を控えウンスを残して行く心残りと心配がヨンをなおさら煽っているようです。命より大事と思うウンスですから。離れがたいですね。

「いってらっしゃい」の言葉に想いをこめて。
出陣する夫を見送る妻はどんな気持ちなのか。無事を祈る気持ち、不安な気持ち。きっといろんな気持ちが混ざってるのでしょうね。

かぶも食べられますよ。ってテマンに言われるほど今までどんな料理を出していたんだか、ウンス。毒を盛ったかと思われるほど怪しげなものを作ってたのですね。笑っちゃいました。それを食すヨンの優しさもすごいと思います。
Commented by pekoe at 2013-12-04 22:13 x
〉行ってほしくはないが、早く出発してしまってほしかった。

ウンスの気持ちが痛いほど伝わってくる一言です…やっと帰ってきて、少し2人の時間が取れると思ったら、また離れ離れですものね。

あんなに何事にも物おじしないウンスでも、ヨンのことをヨンアと呼べないのですね。可愛いなぁ(*^^*)

さて、これからヨンにはどんなことが待っているのか…どんな風が吹くのでしょうね。

ミチさん、今書いているblogとは別に、とうとう信義用blog立ち上げてしまいました(笑)。ただし、ミチさん始め、他の方の信義blog のように2次小説とかじゃないですが(^^;;
Commented at 2013-12-04 22:28 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by トナン at 2013-12-04 23:10 x
クスクス(*^^*)

テマンの「食べられます」には爆笑ですね(笑)

ヨンが箸をつけるのをためらうほどまずかったのでしょうか(笑)
戦地に向かう朝…愛するウンスともう一度繋がりたいと思うヨンの気持ちが切ないですね…

「お嫌ならこらえます」なんて…どこまでも紳士なんですね(^^)

ヨンア…ウンスから放たれた切ない響きです。
Commented by aki at 2013-12-04 23:20 x
行っちゃった・・・・・(T ^ T)

ヨン、早く、帰ってきてよぉおおおお・・・・号泣・・・(><)
って、あたしもだけど、ウンスも・・・

テマナが一緒でなにげに、安心。

ヨンだって、超心残りだと思う・・つか、行きたくないだろーなー。

ウンスの激辛キムチが、毒薬て・・・・ぷぷぷ
テマナ~、そんなに辛かったの?
って、あたしも、食べて見たい。
辛いの得意だしぃ。
韓国って激辛イメージだけど、昔は辛いの食べなかったんだね・・

ヨン、くいしんぼのウンスの為に、お肉のお土産~♪
サラリーマンのヨンが、家で待つ可愛いウンスに、ケンタッキーで「レッドホット」買って、渡すシーンを妄想~♪

どれだけウンスを抱いても、足りない位、愛してるんだよね。
それほどまで、ウンスを愛してるヨンが、ほんと、好きっ。
優しくて強い漢、大好きやぁああああああ。

ヨン、ご武運を・・・
あたしも、屋敷の陰から、お見送り気分。
Commented by 比古那 at 2013-12-05 01:00 x
言ってましたね、キムチが食べたいと。

新婚の妻に一服盛られる大護軍(笑)
テマンの容赦ない感じがその時の壮絶な状況を表していますね。

旦那様に真顔で諭される新婚妻も笑えます。

さすがに、ハニーベイべー、シュガーダーリンまでやれとは言わないですが、好きなように呼ばれてやれよと思うのは私が天界の人間だからなのか。

あれかしら。ヨン自体にも呼ばれたいランキングでもあるんでしょうか。

「何故おれがはちみつ呼ばわりされるのか?」
「違うわよ、愛しきあなた、とかそんな意味よ」
「残念なからおれははちみつでも砂糖でも菓子でもない」
「いいじゃない、マイスイートくらい」
「なにか?おれはあまっちょろいとでも」
「そうじゃないってば。新婚期のあま~~~い感じよ。甘いものに喩えたりするのよ」
「ベッコウ飴?」
「なんでそっちにいっちゃったの」
「羊羮…?」
「…また渋いとこいったわね」
「腹が減っておられるか」
「だから、なんでかけ離れていっちゃうの」

そんなコントが続く私の頭のなかのチェ夫妻。真顔です。

腫れようが痛もうが愛しき貴方の出立は待ってくれない。乱世の奥方様には頭が下がります。無事に帰ることを祈ります。
Commented by mana at 2013-12-05 01:21 x
ウンスはどんな辛い料理をこさえたんでしょうか?(笑)
韓国の料理は時代によっては辛くないのですね。
私は韓国=辛いと誤解していた時期がありまして、チャングム見て食べられる料理もあるわ~と思いました。
多分香辛料は高い品なので、この時代は薄味と保存がメインなんでしょうね。
イソンゲ君まだ会わせて貰えてませんか。
前、哀愁漂わせてウンスを思い出すシーンを読んで、会わせちゃいけない人物リスト(恋ライバル)に筆を書き込むヨンが浮かんでいました(笑)
今回、ウンスの心情を心配するヨンを読んで自分の浅はかさを知りましたわ(T^T)
ヨン優しいです(*^^*)
Commented by りえ at 2013-12-05 05:28 x
ウンスのごはん食べてみたいです。
つけもの上達してるんですね。
がんばれウンス。
ヨンがニンジンを噛む音が聞こえました‼

イ・ソンゲがいい男で困ります。
成長したソンゲは着々と力をつけつつある、のでしょうね。
ウンスの言葉が刺のようにヨンの胸にささっている感じがします。
それは用心になるのか、どうなのか。

あと、ふたりの情事の熱が、すごい。
淡々としているようでいて、がーっと襲われるんです…波に。
わたし大好きです。
ミチさん、すごいね。
(こんなコメントですみませぬ)
Commented by 0523you at 2013-12-05 08:57
食卓のシーンは、もう読んでいて爆笑声をあげて笑ってしまいました。
毒、毒だって、ぎゃははみたいな調子です。

うって変わって、
二人のラブシーン、いつ読んでもほわっとあったかくなる
感じをともなっていてすきです。
いやらしさがなくて、繰り返し読んでしまいますほど。
ウンスもかわいいけど、やっぱり、ヨンがすてき!!
それに、なんといっても、あのチェ・ヨンの使う
時代の言葉が、ヨンが言うから、またいいの。
たまりませんの!ぐーとくる、ぐぅっと。
(あ~、もうだめ、私何言ってんだか、でも言いたい。)
ヨンの人柄がより表現されるようで。
読んでいて、ほ~、ふ~とため息が漏れてきます。

「お嫌ならこらえますが」
「寝かせてやりたくもあり、起きてほしくもあり、迷うておりました」
「それでは、行ってまいります」
「ただいま、もどりました」     こんなセリフに
ズキューンです。

ウ~クククク(>_<)
Commented by グリーン at 2013-12-05 15:21 x
みなさんおっしゃってますが私も二人のラブシーン好きです。
りえさんが「ふたりの情事の熱が、すごい」 と書かれてますがまったく同感です。
すごいのにちっともいやらしくなく、ヨンの思いがストレートに伝わってきて胸が熱くなってきます。恋い焦がれてる一途なヨンがすごくいじらしくなってくるのです。

もしこれがウンスじゃなくどうしても断れなかった政略結婚した相手だったらヨンはどうだったろうって思う時があります。
史実では第一夫人がいたことですし。
義理難く定期的に抱いていたのかな~とか、いや好きでもない相手には手も触れなかったのじゃないかな~とか思ったりします。

恋い焦がれたウンスを手に入れたのですから「何度しても飽きたらぬ」
ヨンなのでしょうね。
ヨンがウンスに言うセリフ、何度読んでも全部好きです。
もう中毒でしょうか。
Commented by チェにゃん at 2013-12-05 15:57 x
あ・・・嵐の前の静けさといいますか・・・この後の展開が不安です^^;

夫婦の穏やかな様が描かれてただけに ふ・・・不安・・・
こんな日常が普通に続けばいのに・・・テホグン チェヨンのやることは
いっぱいありすぎて。。。
ああ 二人のことが心配でコメントも短めになってしまいました^^;
ミチ様お願いしますよ。
Commented by くまみや at 2013-12-05 19:46 x
感動を上手く言葉にあらわすことのできない語彙力にがっかりです。
あ~ 憧れてた夫婦像って コレだな。とにかく、ありがとうございます。
Commented by ピヨコ at 2013-12-05 22:01 x
はぁぁぁ(溜息)やっぱり読んだ後に残るほっこりした
この気持ち・・・。なんと言えばよいのか、ずっとずっと二人には
幸せで安穏な日々を送ってもらいたいと願うのみです。
Commented by まるごん at 2013-12-06 00:59 x
前半の"毒殺未遂事件"に大笑いしていたら、後半はなんともしっぽりした展開で…。
この見事な落差にやられました。

「何度しても飽きたらぬ」

何度ウンスを抱いても、これほど近くに居ても、いつまでもせつないほどに必死なヨンの想いに毎回心打たれてしまいます。
これほど一途に求められるウンスが羨ましい。
そして、こんなにもヨンを幸せにできるウンスがさらに羨ましいです。

ヨンアと呼ばれたらヨンはいったいどんな顔をするのでしょうね?
その表情が少しでも早く見られることを願いつつ。
Commented by kkkaaat at 2013-12-06 08:04
>グリーンさん
これからしばらく会えないですね…。
単身赴任先に戻るどころの話ではなく、単身海外赴任くらいの
寂しさです。特にヨンは、ウンスの身が心配で気が気じゃないでしょうね。

ウンスの気持ちは、とても想像しづらいです。
戦場へと夫を送り出すなど、ちょっと現代人の私には受け入れがたく。
ただ王や王妃のことも知り、この時代に生き始めたウンスには
逃れ難いこととしてしかたなく受け入れているんでしょうね。
ドラマでも、この時代に生きるってこういうことなのね、って
欝って言ってたシーンがなんだか可哀想だったので覚えています。

ウンスは仕事も持っていますし、基本料理は雇い人がしてくれますが、
漬物仕事くらいは参加していると想像してます。
たぶん作ったもの、美味しかったと思いますよ! 
現代キムチを食べ慣れた口には…。゚(゚´Д`゚)゚。
ヨンは初めてウンスが作ってくれたとけっこうウキウキと食べたと思いますよ…かわいそうに…(笑)
Commented by kkkaaat at 2013-12-06 08:05
>pekoeさん
ウンスは、照れ隠しというか、あんまり自分が落ち込んだ姿とか
見せたくない方ですよね。ドラマでも解毒薬がだめになったとき
とかも、ヨンに隠す、というよりは、言う必要がない、と振舞って
いて、現代人らしいなあ、と思っていました。
泣いて見送るくらいなら、早く出ていって、って思いそうです。

周囲が皇宮の方々で、名前であまり呼ばないので、
ちょっと呼びあぐねているかもなあ、と想像してます。
ヨンも「ウンス」って呼ばないし。
呼んだら呼んだで、テジャンのときと一緒で何度も言わされそうですけど(笑)

オオォォォ!! 素晴らしいっ!
pekoeさんのブログにはもうすでにお邪魔して読ませていただいて
いたのですが、文章がすごくすがすがしくて、シンイのことも書けば
いいのにぃい~って思っていました(笑)
楽しみに通わせていただきますね!
Commented by みわちゃん at 2013-12-06 08:27 x
寝かせてやりたくもあり、起きてほしくもあり‥‥。
お嫌なら‥‥。
ヨンのウンスに対する気持ちが、溢れんばかりの情熱が、すごく感じられます。
兵営で初めて結ばれた時、初夜、ウンスから誘った小屋での時、そして今回の出征前のシーン。
みちさんの描く情事のシーンが素晴らしく、映像化されます。
何度見たかわからないぐらい、その度にうっとりしてしまいます。

そして、解っていても、出征するヨンを見送る時の寂しさ、心配、不安、辛いだろうなと思います。

ここからどのような展開になるのか、楽しみです。
Commented by kkkaaat at 2013-12-06 08:30
>鍵コメさん
こちらこそ、プリントして読んでいただいていると聞いて、
本当に嬉しいです!
文章の感想すごく嬉しい気持ちで読みました。
なんでしょう、すごくすごく嬉しいです。
自分の文章、自分で見ると何度書き直しても粗ばかりが目に入って、
どうしても、すかすか、に見えてしまうんですよね。
褒めていただくと、気力が湧きます(笑)

武人時代、気になってるドラマの一つです。
ドラマのムックで見たのですが、髭おっさんのパラダイスで、私好みだなあ、と!
ドラマをきっかけに、本当にいろいろなことを知って、私もわくわくしてる最中です。
青少年だったころより今の方がよっぽど調べたり学んだりするのが
楽しいですね(笑)
Commented by kkkaaat at 2013-12-06 11:12
>トナンさん
テマンは正直ですからね…。
思ったことは全部口から飛び出ます。
そうか、前のは食べられなかったのか、と(笑)
ヨン、食事のことで文句を言うなど、あまり行儀のよいことではない
と思ってそうですよね。そのヨンがためらうほど前回はきつかったと!

どのくらい会えないのか、よくわからない状況で出発しなければ
ならない、というのは本当に寂しいものじゃないかと思います。
まあ、こらえます、も前夜もうムリなくらいいたしてますから!
じゃなくては、その一言もなかったりして…(笑)
こういう穏やかな生活をウンスは続けたいだろうなあと思います。
Commented by kkkaaat at 2013-12-06 14:24
>akiさん
行ってしまいました~~!!
テマンが一緒なのが、ほんとせめてもの慰めですね。

>辛いの得意だしぃ。
同じですね! 私も辛いの大好きなので、ウンスの漬けたのでも
平気で食べられると思います。
韓国、唐辛子を大量消費するイメージですが、高麗くらいまでは
ほとんど使わなかったみたいですよ。
それが現在のあのキムチ食べたら、目を剥いているチェ・ヨンが
目に浮かびます(笑)

ヨンがケンタを渡すシーン、なぜか私の中ではヨンがサンタ帽を
かぶって再生されました。
うっく、かわいい(笑)

>あたしも、屋敷の陰から、お見送り気分。
やばいです、自分の書いた場面の片隅に、屋敷影から覗くakiさんが
加わりました。
隠し絵みたい(笑)
Commented by kkkaaat at 2013-12-06 14:32
>比古那さん
>言ってましたね、キムチが食べたいと。
あれ見て、驚きました。
キムチって古来からずっとああだったんだって思ってたので。

>新婚の妻に一服盛られる大護軍(笑)
もう別のドラマになりそうですよね。
親の敵を打つために嫁として入りこんで毒を盛るウンスとか(笑)

ベイベー(エギ)とダーリン(タルリーン)は試したもようです。
意味わからん、とかなりの困惑をされ、意味を説明したら、
夫を、あ、赤ちゃん!? と却下されてしまいました。

>「何故おれがはちみつ呼ばわりされるのか?」
>「残念なからおれははちみつでも砂糖でも菓子でもない」
>「なにか?おれはあまっちょろいとでも」
言いそう~言いそう~!!!!
大笑いしました! ヨン、超真顔…。

さて、出発し、話が動き始めました~。
ヨンもウンスも頑張ってほしいなあと思います。
Commented by kkkaaat at 2013-12-06 14:37
>manaさん
キムチですからねえ、かなりがっつり辛いのを作ったと思われます。
手始めにソフトなやつにしとけばよかったのに…。

>多分香辛料は高い品なので、この時代は薄味と保存がメインなんでしょうね。
塩や麹で漬け込むのがほとんどで、この高麗末期からようやく、
生姜やらゆずやら、バリエーションが出てきて、李氏朝鮮の時代に
キムチになってくみたいです。

>会わせちゃいけない人物リスト(恋ライバル)に筆を書き込むヨン
あー、これ絶対にヨン無意識でやってると思いますよ!
本人に自覚はないかもしれませんが、ヨンセンサーでこいつは
言い寄りそう、と思うと弾くという。
ドラマでもウダルチと仲良くしてると、いつの間にかやってきては
連れ出してましたもんね(笑)
優しいけど独占欲丸出しなヨンに、ドラマではちょっと笑いました。
Commented by pekoe at 2013-12-06 16:39 x
〉pekoeさんのブログにはもうすでにお邪魔して読ませていただいて
いたのですが、文章がすごくすがすがしくて、シンイのことも書けば
いいのにぃい~って思っていました(笑)

うちのblogにもおいで頂いていたのですね。ありがとうございます。信義とは全く関係のないblogなので...たぶんこちらに来ている方は、読みに来ないよね~と思っていたので、嬉しいです。

その上、すがすがしい文章などと言って頂いて^^;ミチさんのようにボキャブラリーもないし、文章力もないので、ただ長く続けて書いているだけなので(笑)。

で、そうなんです。なんだか勢いで信義blog始めちゃいました(笑)。いつまで続くかな...ただ、信義ファンの皆さんとワイワイとやり取りしたくて立ち上げたのです。気軽にお立ち寄り下さいね。
Commented by kkkaaat at 2013-12-06 19:26
>りえさん
ウンス、心臓外科医で手が器用そうだし、本で読んだ通りに
きちんと作るタイプだと思うので、料理はまあ下手じゃないかと。
しかしながら、現代版キムチは、ヨンやテマンには耐え難い代物
だったんじゃないかなと、思いました。
初めて食べたらびっくりしますよね(笑)

イ・ソンゲ、ドラマ見ているとお子ちゃまなんですが、
そうは言っても李氏朝鮮の開祖ですから、もうこの頃から
抜群に光っていたんじゃないかなあ、と想像してます。

情事のパート、褒めていただいて嬉しいです。
まあ、こういうと身も蓋もないですが、そこが書きたくて
書いてるようなものなので、そこがいいと言われると、
やっぱり嬉しいのよね~♡
シンイってどエロいのは書けないんですよね、やっぱり。
ドラマがストイックだから。
その分、情熱的になるよう頑張ってます(なにを)
こちらこそ、素敵なコメントいただいてこんな返事で、すみませぬ。
Commented by kkkaaat at 2013-12-06 19:33
>0523you
食卓のシーン、爆笑してくださって、すごい嬉しかったです!
あのヨンが食べ物ごときにびびってる様子、おかしいよね、
と思いながら書いたので。

ラブシーンも気に入ってくださって、うれしい~!!
繰り返し読んでいただき、ありがとうございます。

>時代の言葉が、ヨンが言うから、またいいの。
これ、ドラマを見ていて、私が一番ぐっときたところなんです。
ゆえに、とか、いちいち丁寧語だったり、していただきたく、
とか、もう耳がハートになってました!
だから二次でも、そういうのを言わせたい、と思って書いてます。
油断すると、ドラマ版よりも時代劇っぽすぎる言葉になってたりして、
危ない、危ない、と直したりしてます。
なので、ヨンに合っていると思っていただけるなら、
すごく嬉しいです。
Commented by kkkaaat at 2013-12-06 19:46
>グリーンさん
ラブシーン、褒められて調子に乗ってます。
ああ、嬉しいなあ~!
>ヨンの思いがストレートに伝わってきて
そう思っていただけて、書いてよかったなあ、としみじみ思います。
わりと抑制されたヨンの想いが、伝わるような場面として書けたら
なあ、と思っているので。
ヨンってほんといじらしいですよね? ドラマでも、ちっとも平気
じゃないのに、いなくなっても普通に暮らします、とかわざと
平然と言ってみたりとか。あのシーン好きなんです。

第一夫人は、メヒのことを指しているとドラマ的には思いますが、
史実的には、第一夫人とは婚姻直後以外はあまり関係はなかったと
勝手に思ってます。
だってチェ・ヨンほとんど開京にいないし(笑)
寵愛したというユ夫人を側室に迎えてからは。戻ってきたときは
そちらでお世話になってまたすぐに出兵という感じかなと。
第一夫人にしても、十分な経済的な支援は受け、夫はいつも戦場
に行ってる、という状況ならば、まあもうあまり夫という感じでも
なかったかな、なんて。まあやはり葛藤はあったでしょうが。

セリフ、中毒などと言っていただく、余計に力が入ります。
Commented by kkkaaat at 2013-12-06 19:51
>チェにゃんさん
うん、狙いどおりな感じが…(笑)
いや、脅すようなこと言ってごめんなさい!
この次の回から事態が動きます。

再来週中には、だいたい事態に決着がつく予定なので、
心配すぎる場合は、その頃に来ていただくという手も。
一回ずつの内容を増やして、できるだけ間を開けずに
更新できるよう頑張って書いていきますね~!
Commented by kkkaaat at 2013-12-06 19:54
>くまみやさん
そうですかくまみやさんの憧れの夫婦像ですか!
妻が夫に毒を食させる夫婦が理想っと(メモメモ)
さすがドSだわ…。
冗談はさておき、嬉しいコメント、ありがとうございました~!
Commented by kkkaaat at 2013-12-06 21:33
>ピヨコさん
ほっこりしていただけましたか~?
それなら、すごく嬉しいです!
本当にこんなふうな日々がずっと続いてほしいですよね、
もうこの二人、十分すぎるほど苦労しているし…。
Commented by kkkaaat at 2013-12-06 21:42
>まるごんさん
ヨンはさすがに殺されるっ、とは思わなかったでしょうが、
テマンは天然ですから、まじで思ったかもしれません(笑)
もう少し、ウンスのこと信用してあげて、テマン!

ヨンはたぶん一生必死なんじゃないかな、と思ってます。
一度、愛する女を死なせていますし、ウンスを思えば思うほど
さらってきたということを、必ず思い出すでしょうし。
何年もの時を経て、いつかウンスに対しての負い目が
薄れて、ただ平穏な気持ちで一緒にいられる日が来ると
いいなあ、と思ってます。

次の回から話が動き出します。
ウンスがヨンを名前で呼べるようなところまで、できるだけ
早くお見せできるよう頑張ります。
Commented by kkkaaat at 2013-12-06 21:52
>みわちゃんさん
情事のシーン、何度も読んでいただいて、すごく嬉しいです。
話を書くとき、構成と各話の展開と内容を決めたら、
だいたい一番最初にそのシーンを書くんです。
その時がもう一番楽しくてたまりません(笑)
妄想の中で、その場面が一番鮮明です(*´∀`*)

なので、そこを楽しんでいただけなかったら、書いてる意味
ないくらいの勢いなので、ほんと嬉しいです。

これから、話が動いていきます。
都に残ったウンス、出征したヨン、それぞれどうなっていくのでしょうか~?
Commented by kkkaaat at 2013-12-06 22:04
>pekoeさん
人が何を考えているのか、というのを見たり読んだり
するのって、すごく面白くないですか?
それがさらにシンイを好きになった人だったら興味深々なのです(笑)

文章、とても洗練されていると思いましたが、
それはさておき、上手い下手じゃないですよね。
対象に対する愛があるか、ないか。
シンイ関連のブログを巡ってると、pekoeさんとこ含めて
もう愛に溢れてて、ウキウキします。気持ちが浮き立ちます。
こういうの読んじゃうと、お金払ってまで、市販の愛のない本
とか、読む気まったくなくなっちゃいますよね(笑)
いい時代です。

これから楽しみに通わせていただきますね~♪
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二次小説。いまのところシンイとか。
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