今日は、私がシンイと同じくらい大好きな「指輪物語」の前段の話にあたる
「ホビットの冒険」の2作目の映画公開日です。
それにあたり、ちょっとに書いていた文を記事でアップしようと思います。
シンイのお話じゃなくて、すみません!
が、どうか私の自己満足自慢話にお付き合いくださいませ。
私は10年前くらいからいわゆる二次・ファン活をしていまして、
その中で素晴らしい体験をいっぱいしました。
これからの人生にあんまりいいことがなくても、あの時や今、
楽しかったからもういいや、そう思う時があります(笑)
その中から一つ。
忘れられない出来事があります。
深夜に仕事をしていて、携帯がなりました。
私は深夜に携帯には通常出ません、っていうか出たことがありませんでした。
知らない番号です。
なおさら出るわけがありません。
なのにその時は、何がどうしてか、電話に出たんです。
今でも、あの時なぜ電話に出たのかわかりません。
虫が知らせたのか。
深夜ですからこちらも警戒して「はい」としか言わなかったのですが、
相手は一緒に二次活動をしていた友人でした。
その時彼女はアメリカにいるはずでした。映画のファンイベントに参加するために。
彼女は言いました。
「今、ジョン・ノーブル(俳優)が横にいるの。
日本のあなたのファンに電話で話してあげて、
って言ったらいいよって言ってくれたから、電話したの」
そして、私の大好きなデネソール役(まあまあ重要な役ですよ!)を演じた俳優が、
電話で話しかけてきました。
(今CSとかで放映中の「フリンジ」というドラマに出てらっしゃいます)
私は英語が喋れないので、言えたのは「hello.I'm your huge fan...」
くらいで、あとは相手が、デネソールが好きなの?とか、僕の演技よかった?
とかできるだけ簡単な言葉(友人は、私が英語がしゃべれないというのも
相手に説明してくれていました)でとても優しく話してくれました。
私はyesとか短い返事を繰り返すか、メタメタで意味が通じてるのかも
わからない英語で必死に話すだけでしたが、この方がファンという大きなくくりでなく、
私という一人のファンとコミュニケートしようとしてくれているのはすごく感じました。
一言二言、ではなく、ほとんど言葉の通じない私と5分ほども話してくれてました。
深夜の自分の机の前で、1対1で大好きな俳優と電話で話している。
夢を見ているような気持ちでした。
海外のSFコンペティションなどのファンイベントは、俳優さんを呼んでのトークイベントが
必ずあるのですが、その俳優さん達、日本なんかと違ってSPなしで、
会場内をうろうろしてて、ファンが呼び止めると、気さくに話をしてくれたりします。
友人はそれを呼び止めて、頼んでくれたのでした。
もちろん、彼女は電話を持っていませんでしたから、周囲の人に頼んで、
国際電話をかけられる携帯を借りて、かけてくれたのです。
もう十年くらい前の話ですが、今でも思い出すと、心が熱くなるような体験でした。
地道に二次活・ファン活をしていると、
こういう夢のような出来事が降ってくることがあるんですよね。
映画公開記念に、思い出話し、したくなっちゃって。
お付き合いくださり、読んでくださった方、ありがとうございました!
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